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新年挨拶

たなきんです。

新年、明けましておめでとうございます。昨年はワケあって上洛が叶いませんでしたが、サンデー毎日の身分を活かして、暖かくなったら洛中を徘徊・逍遥・彷徨・散策したいと念じております。

今年こそ、皆さまに拝顔、久闊を叙し、京都の寺社仏閣、高楼庭園、名所旧跡などの栄枯盛衰、千変万化、万古不易の情報交換をお願いしたいと存じます。場所は今宮神社の横の炭火焼の某店舗の奥座敷かまたは、四条大宮のあそこで「コーテル・リャンガー」とオーダーを入れてナマダイかナマチューをあおぎつつ長居して語りあいたいと思うのであります。

この栄枯盛衰ですが、お正月のめでたい時なので「栄」と「盛」にスポットを当てると、我々の時代に限れば、「鈴虫寺」は自助努力で、「晴明神社」「壬生寺」は漫画で人気が出ました。また、京都大原三千院は「恋につかれた女がひとり」の歌で名を上げ敷地面積を倍増し、宇治平等院は隣に博物館を増設し本体もリニューアル、藤原時代の光を取り戻しました。京都駅近の丸物百貨店はヨドバシカメラになり、四条河原町の阪急デパートはマルイに模様替えしました。なお、四条烏丸の三菱銀行の真向かいの、ココンカラスマは前に何があったか思い出せません。

お店では、まずは1966年デビューの「おたべ」が筆頭で、八つ橋を再発明しただけでなく、「おたべ人形」は「今いくよ・くるよ」の漫才のネタにとり上げられるほどでした。まあ、今なら「阿闍梨餅」の人気でしょうか。また、1967年創業の「餃子の王将」も我々の時代と共に拡大したと思われます。1967年祇園店開店の「よーじや」があぶらとり紙で一世を風靡し、最近は抹茶ブームのお陰か「都路里」が多店舗展開し、2011年創業、祇園の「餃子歩兵」という餃子屋さんは昨年末に東京の銀座に店を出しました。(はい、開店当日に味見しました。)

加えて、イノダコーヒは創業が1958年、初店舗が1964年なのですが、三条堺町通りの店は1967年開店で、まさしく我々の青春時代と共に歩んできたと言えましょう。私の記憶が確かなら札幌、東京、大阪、広島などに展開してます。高田渡が「三条へ行かなくちゃ」と歌う「コーヒーブルース」も知られています。

小ダネとしては、野菜煎餅で有名な下京区 松原通室町東入 の「末富」が、各地のタカシマヤに売り場を展開し始めて、「現地でしか手に入らない」という京都自慢ができなくなったことでしょうか。なお「都路里」は東京駅の大丸にも出店しています。

さて、大晦日の昼下がりに娘の義父さんから昔の同僚が始めた民泊の宿を紹介されました。エアコン完備ながら、柱と壁の間の隙間から青空が望めるというナチュラルなお宿ということでした。なお、私は紹介料も何ももらっておりませんので、自己責任でお確かめください。https://www.booking.com/hotel/jp/gesutohausumu-mian-yuu.ja.html#tab-main

このブッキングドットコムを検索すると、1月のオフシーズンには素泊まり2000円の宿が結構あって、ネットを覗いているだけで楽しめます。

私、年賀状も書かず、正月から何やっているのでしょうか。

タナキン

北山ユース開所366日目から宿泊して、皆さまに育てられた大昔のホステラーです。 京都の寺社仏閣の全数踏破を終え、次に季節毎の拝観を実施中。

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