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京都老舗の会

今朝、新聞に大判の折込み広告があった。二枚折の4頁仕立てである。横浜そごうで3月4日から「こだわり・本物の京都」をテーマに第35回目の「京のみやび 京都老舗の会」が開催されるのだ。

田中鶏卵(錦市場)の「だし巻き玉子サンド」(801円)が実演販売で登場、開晴亭(下鴨前萩町)の「甘辛いすき焼きと玉子のサンド」、クリケット(西大路通り平野神社向かい)の「フルーツサンド」、塩芳軒(黒門中立売)の和菓子、末富(松原通室町東入ル)の「酒麹煎餅」、緑寿庵清水の金平糖の5店舗の品々が表紙を彩っている。そして、なんと初日には宮川町駒屋から舞妓の千賀遥(ちかはる)さんが来店し京舞の披露もある。一回20分で3回公演である。眼福である。観覧無料とある。

次のページのイートインは、晦庵河道家(麩屋町通三条上ル)のあんかけ刻みキツネそば。「肉厚のお揚げさんにカツオや昆布の出汁がしみたおそば」との説明がある。1201円である。また瓢亭(南禅寺草川町)も出ていて実演とイートインがあり、「京料理の真髄である季節の素材を引き出したお弁当」で松花堂弁当が4500円である。

実演にはいづ萬(新橋通西大路東入ル)も出店し、鱧のすり身にちりめん山椒を混ぜて揚げた蒲鉾を200g 540円で出している。そして、いづう(八坂新地清水町)からは鰻の姿寿司10貫6,750円と来た。葵家やきもち総本家(上賀茂神社鳥居前)や五建外郎屋(東山五条)、鶴屋吉信(今出川通堀川通西入ル)も実演があるので目を楽しませてくれるだろう。

菊乃井(下河原通八坂鳥居前下ル)の東山と名付けられた弁当は「彩り豊かな煮炊きもので目と舌で楽しめるお弁当」という説明がある。毎日限定50折のご提供である。2,700円なら背伸びして届くお値段ではないか。

もちろん、阿闍梨餅もある、聖護院の八ツ橋もあるし、麩嘉の麩饅頭や土井の志ば漬もある。日替わりではあるが、出町ふたばの豆大福、川端道喜の和菓子「花筏」、今西軒のおはぎ、中村楼や萬亀楼のお弁当もある。まあ両店ともお弁当のお値段は5,400円であるから観に行くだけになる。

他にも、祇園やよいのちりめん山椒、千丸屋の湯葉、進々堂のパン、村上開新堂のロシアケーキ、大徳寺一休の大徳寺納豆、田中長の奈良漬、豆政の五色豆、そばぼうろの河道屋などなど耳下腺、舌下腺、顎下腺から滂沱のごとくヨダレが流れ出すのである。

ここまで書いてきて、もっと情報はないかと横浜そごうのサイトを開いたら重要な情報があった。

それは、「新型コロナウイルス感染防止対応」催事・イベント中止のご案内であった。

タナキン

北山ユース開所366日目から宿泊して、皆さまに育てられた大昔のホステラーです。 京都の寺社仏閣の全数踏破を終え、次に季節毎の拝観を実施中。

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