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Home > 京都全般

拝観と見物

Facebookに興味深い投稿を発見した。原文をそのまま引用することは憚られるので要約してみる。 「私が住職を務める寺は有名ではないが、紅葉の季節には隠れた名所でそれなりに賑わう。なおかつ拝観料を取らないことでも知られている。中にはトイレだけ借りて行く観光客もいる。紅葉の季節ともなると、落ち葉の清掃も毎日の大変な作業... 続きを読む

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写真文庫その弐

たなきんです。いつものように長文ですが、いささか微に入り細を穿った話ですので、お好きな方は少ないと思います。覚悟の上で読み進めますように願います。 また、最後にどんでん返しがありますので、読み始めたら最後までお付き合いをお願い致します。 事前の依頼事項:大きさ20インチ以上のPCモニタにGoogle Mapを表示してご... 続きを読む

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写真文庫その壱

以前、太秦にある「蛇塚古墳」の環境変化を書いたことがある。茶畑の中の小高くなった場所にある石組みを見上げるように撮った写真が少し古い本に載っていたので、その光景を目当てに現地に行ったら周りは住宅が建て込んでいて、しかも金網で囲まれていて鼻白む覚えがあったのだ。その古い写真を載せた本が手元に見つからないうちに、それは「岩... 続きを読む

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叡山への諸道

司馬遼太郎の本「街道をゆく15 比叡の諸道」によると、叡山への道は四つの坂があるそうだ。琵琶湖側の坂本から登るのが本坂、同じく湖畔の穴太(あのう)から無動寺坂、西側つまり京都からは松尾坂と雲母坂がある。 その雲母坂の麓、一乗寺には雲母漬けという親指大の小茄子を白味噌に漬けた漬物の店がある。店の名前は「穂野出」といって、... 続きを読む

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船鉾と大船鉾

たなきんです。いつものように長文です。 「梅棹忠夫の京都案内」といういささか古い本の中に、京都のお手玉の数え唄が出てくる。著者は1920年生まれだということを念頭にして読み進めてほしい。 「おしと、おふた、『さんかん せいばつ』、よしののさくら、ごじょう べんけい ろくじょう ぼんさん、ひっちょうの ていしゃば、きっぷ... 続きを読む

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孤篷庵

たなきんです。いつものように長文です。 過日、同名の投稿で孤篷庵が5年ぶりに公開されることをご報告申し上げましたが、武漢肺炎の影響で元の木阿弥になってしまいましたので、前回の投稿は取下げ、あらためて孤篷庵について一筆湿らせたいと存じます。ちなみに孤篷庵の左右の門柱には風雨に晒された「拝観謝絶」の文字があります。 さて、... 続きを読む

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羅城門

たなきんです。いつものように長文です。 京都を代表的するシルエットは数々あるが、新幹線高架の京都駅から望む東寺の五重塔はその筆頭であろう。東寺は嵯峨天皇から空海(弘法大師)に下賜されたとある。また対をなす西寺も同時期に建立されており、その間を朱雀大路(旧千本通)が南北に走り、北端は朱雀門であり、南端は羅城門であった。 ... 続きを読む

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秘密の花園

たなきんです。原稿用紙で約5枚の長さの文章です。 毎度お馴染みの「平凡社版ポケット地図京都」に因む話である。その索引に掲載されている場所を、約半世紀かけて蚕が桑の葉を食むように足跡を残し続けているが、訪れることが叶わぬ場所がある。鷹峯の安泰寺のように移転してしまったり、山科は上醍醐准胝観音堂や大原の寂光院のように焼失し... 続きを読む

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古都

たなきんです。 まずは新型コロナウイルスの感染拡大で、生命や健康、ご商売や生活に影響を受けている皆様にご同情を申し上げます。 ノーベル賞作家である川端康成が小説「古都」を書いたのは1961年である。この小説はノーベル賞の受賞にかなり寄与したと言われているが、日本では「北国」や「伊豆の踊子」ほどには知られていない。 美し... 続きを読む

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なぜにあなたは京都へ行くの

1971年に当時は五人組だった「チェリッシュ」が歌った曲「なぜにあなたは京都に行くの」をしばらくぶりに聴いた。この北山サイトの熱心な読者であれば私が京都を半世紀近くも掛けて徘徊している理由はご存知だろう。 京都を訪れる理由は人それぞれにあるだろうが、私は以前に「京都・イタリア説」を唱えたことがある。読者諸兄の生まれ育っ... 続きを読む

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