Sorry. Our site is only Japanese!
Not accessible from overseas!


Home > タナキンの記事

京都迎賓館

たなきんです。日本放送協会で京都迎賓館を取り上げた番組の再放送にインスパイアされて一筆湿らせてみましたので、ご笑覧下さい。 府立医大病院の方から京都御苑に入り、お馴染みの自転車が通る砂利の細道を辿っていると、向こうからパトカーがやってきた。砂利の上をパトカーが走ることは珍しいことである。向こう側がこちら側を不審者と診た... 続きを読む

続きを読む

広沢の池

たなきんです。いつもより少し短い文章です。 広沢の池で「鯉揚げ」が始まった。これは、池の水を抜き、養殖している鯉を収穫する行事である。関係者が泥田と化した池の中に大型の計りを設置して、プラスチックのザルに入った鯉の重さを測っている動画がネットに投稿されている。この作業は大体12月初旬に行われ、鯉の収穫だけでなく、「池干... 続きを読む

続きを読む

拝観と見物

Facebookに興味深い投稿を発見した。原文をそのまま引用することは憚られるので要約してみる。 「私が住職を務める寺は有名ではないが、紅葉の季節には隠れた名所でそれなりに賑わう。なおかつ拝観料を取らないことでも知られている。中にはトイレだけ借りて行く観光客もいる。紅葉の季節ともなると、落ち葉の清掃も毎日の大変な作業... 続きを読む

続きを読む

写真文庫その弐

たなきんです。いつものように長文ですが、いささか微に入り細を穿った話ですので、お好きな方は少ないと思います。覚悟の上で読み進めますように願います。 また、最後にどんでん返しがありますので、読み始めたら最後までお付き合いをお願い致します。 事前の依頼事項:大きさ20インチ以上のPCモニタにGoogle Mapを表示してご... 続きを読む

続きを読む

写真文庫その壱

以前、太秦にある「蛇塚古墳」の環境変化を書いたことがある。茶畑の中の小高くなった場所にある石組みを見上げるように撮った写真が少し古い本に載っていたので、その光景を目当てに現地に行ったら周りは住宅が建て込んでいて、しかも金網で囲まれていて鼻白む覚えがあったのだ。その古い写真を載せた本が手元に見つからないうちに、それは「岩... 続きを読む

続きを読む

ラーメン

京都には、京都ならではの様々の伝説があって、それが正しいか否かに関わらず人口に膾炙しているのである。例えば人の家を訪れた時に「ぶぶ漬けでも」と言われたら、これは長居し過ぎというメッセージなので即刻退散しなければならないという話は有名である。また、京都人は京都中心主義で今でも日本の首都は京都であって、恐れ多くも陛下を始め... 続きを読む

続きを読む

叡山への諸道

司馬遼太郎の本「街道をゆく15 比叡の諸道」によると、叡山への道は四つの坂があるそうだ。琵琶湖側の坂本から登るのが本坂、同じく湖畔の穴太(あのう)から無動寺坂、西側つまり京都からは松尾坂と雲母坂がある。 その雲母坂の麓、一乗寺には雲母漬けという親指大の小茄子を白味噌に漬けた漬物の店がある。店の名前は「穂野出」といって、... 続きを読む

続きを読む

草を喰む

たなきんです。いつものように長文です。 司馬遼太郎の紀行随筆「街道をゆく5」を読み始めている。彼は、「龍馬がゆく」、「花神」や「坂の上の雲」など、幕末維新そして明治時代の歴史小説で有名であるが、小説家になる前には意外な人生を送っている。まず、兵隊に取られて戦車乗りとなり満州で小隊長までになった。そして本土決戦を控えた帰... 続きを読む

続きを読む

和菓子の話

たなきんです。いつものように長文です。 神奈川の私鉄沿線の某駅前でおじさん一人でやっていた「うさぎや」という和菓子店が廃業してもう何年になるだろうか。今の季節なら、涼しげな透明ゼリーの中に小倉餡で作った鮎が泳ぐお菓子「鮎流し」やどら焼きを細身にして目と口を付け、餡の中に求肥を入れた「鮎」も思い出すのだ。また、隣の駅にあ... 続きを読む

続きを読む

船鉾と大船鉾

たなきんです。いつものように長文です。 「梅棹忠夫の京都案内」といういささか古い本の中に、京都のお手玉の数え唄が出てくる。著者は1920年生まれだということを念頭にして読み進めてほしい。 「おしと、おふた、『さんかん せいばつ』、よしののさくら、ごじょう べんけい ろくじょう ぼんさん、ひっちょうの ていしゃば、きっぷ... 続きを読む

続きを読む